ダイヤモンド
ダイヤモンドはあらゆる宝石の中で最も重要な宝石で、特異な性質を持っているため独立した分野を築いている。科学的、物理的性質として、屈折率、硬度、分散率など天然石のなかでは最高の値を持っている。 ダイヤモンドの品質を知るための指標としては、色(カラー)、透明度(クラリティ)、カラット(重さ)、カット(研磨)によって品質を評価する。
ルビー
ダイヤモンドに次ぐ硬度の赤色が特徴的。宝石の女王とも呼ばれる程鮮烈な華やかさを持つルビー。7月の誕生石です。産地がアジアに偏っているうえ、産地においても宝石にできる美しい石が採れる場所は極めて限定され、大きな石は産出量も少ないので、かつては全宝石中で最も貴重とされ、ダイヤモンドに次ぐ宝石として扱われていました。
サファイア
ダイアモンドに次ぐ硬度の赤色以外の色の宝石。9月の誕生石です。「蒼玉」という和名があるように、一般に濃紺あるいは青紫色をしたものと考えられているが、濃赤色以外のあらゆる色、例えば黄色や茶色、薄紅色などのものもサファイアである。
エメラルド
濃緑色で透明な緑柱石 の宝石名。青緑色で透明なものはアクアマリンと呼ばれる。古代エジプトやメソポタミア時代から宝石として珍重された。 内部に特有の傷が無数にあり、これが天然ものの標識となっている。大きく、傷が少ないほうが価値が高く、明るく濃い緑色のものが最上級とされる。